高額になりがちな注文住宅を建てるような方は、デザインや間取り、水回りの設備などに重点を置くことが多いのですが、細かな部分にも十分に配慮することで長持ちする注文住宅に仕上げることができます。劣化した箇所があればリフォームによって随時対処できますが、そもそもの耐久性を考えた資材選定はかなり重要です。例えば玄関ドアは木製のタイプが人気がありますが、ランクの低いタイプでは10年も経過すると表面に劣化が出てしまいます。その都度リフォームや交換で綺麗にする方法はありますが、アルミ製やステンレス製、木製でも表面に樹脂材を使っている玄関ドアは高耐久を実現します。
特にスチール以外の金属製であれば、水洗いをしても問題は起きないので推奨できる資材になります。目隠し用のフェンスを道路側との境界に設置する方もいますが、このフェンスも同じように木製ではなく樹脂製やアルミ製を採用することで腐食を起こしてしまうことは無くなります。劣化によって塗膜が剥離することはありますが、これらの素材はDIYの範囲で塗り替えは簡単に行えることもメリットです。掃き出し窓の外側にはウッドデッキを作っている注文住宅も多いのですが、耐水性のある木材を使っていたとしても、メンテナンスを怠ると後に腐食してしまいます。
この問題はアルミ製や樹脂製のウッドデッキがあり、表面は木目を表現している資材があるので耐久性を考えた場合では木製は避けた方が賢明です。